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黄河科技大学

現地調査日:2008/01/16
最終更新日:2008/01/22



6.コメント

以下、07/01/22執筆
●市中心部から南西へバスで30分ほどの距離にある。キャンパスは2ヶ所に分かれており、留学生が学ぶキャンパスは旧キャンパス。中国人学生は主に市南部にある新キャンパスで学ぶ。日本語学科の学生も新キャンパスに在籍する。旧キャンパスから新キャンパスまではバスで30分ほど。

●授業に真剣に取り組み、中国語力を挙げることが留学生の本分であるとし、遊び半分の学生は来ないで欲しいと明言している。かといって学生との関係が無味乾燥というわけではない。2ヵ月に一度、留学生の誕生パーティーを開いたり、中国の祝祭日を一緒に楽しんだりといった活動を定期的に開いている。また学生の学習や生活の問題点にも意識して気を配るようにしており、月に一度、留学生部の責任者が学生に勉強の仕方や生活上の注意点などを語る場を設けている。

●各クラスのカリキュラムにこれといった特徴はない。ごく普通の内容である。この学校オリジナルの取組みは毎朝行われる早読である。これはテキストなどを題材にクラス全員で大きな声で一緒に読み上げるというもの。私も自分でやっていたが、実際に声を出しての音読は非常に効果がある。この学校では今学期からこの取組みを初めたそうだが、効果が認められたため来学期も続けるとのこと。

●この大学には新聞・放送学部があり、アナウンサーなどを養成している。留学生部がこの学部と提携し、優秀な学生、つまり発音のきれいな学生を勉強相手として留学生に紹介しているという。

●一クラスの人数も実質10人以下に抑えられており、学費が安い点も評価できる。

●なお、校名にある中国第二の大河である黄河は鄭州市の北部を流れており、市内中心部から路線バスで1時間ほどでたどり着ける。


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